IUK NEWS

2023.06.02

福祉社会学部

児童学科、「鹿児島大学附属小学校研究発表会」で5年生外国語科公開授業に協力

5月26日(金)、鹿児島大学附属小学校研究発表会で福森一真先生の5年生外国語科の公開授業が開催されました。

同発表会には、児童学科・階戸ゼミの3年生と児童学科専門教育科目「英語」を履修している2年生の33名が、外国人役として参加・協力。メタバース(インターネット上の仮想空間)上に設定されたフードコートで、外国人の店員役として、児童と英語でやり取りを行いました。また、階戸ゼミ生9名は、教科等分科会にも参加し、メタバースに入った立場で、参加した先生方と意見交換を行いました。児童がより臨場感を持って英語を使用できるように、メタバースを使用した挑戦的な授業に参加し、外国語科の現状と、子どもたちの様子を知る機会となりました。

参加した学生は、「メタバースを授業で用いる良さや、授業での活用法を現役の先生方から話が聞ける貴重な時間だった。良さが多くある反面、課題もあり、ネット環境からうまくメタバースに入れない子どもに対しての教師の支援も大切だと感じた」と語りました。

階戸准教授は「メタバースを利用した挑戦的な公開授業に参加することで、学生は、最新の小学校外国語科の現状と、児童の実態について、体験的に理解できたと思います。ゼミ生は、教科等分科会に参加し、現場の先生方と直接意見交換することで、教員として学ぶ姿勢について触れることができたようです」と振り返りました。