昨年度、3年ぶりに再開された「教員定期演奏会」が5月21日(日)、「かごしま県民交流センター 県民ホール」で行われました。前回は入場制限やコロナ対策を講じての開催でしたが、今年度は通常の演奏会形式で無事実施することができました。演目は、ギター独奏(ギター:濱田貴志)、トランペット独奏(トランペット:堂園和也、ピアノ:厚地麻美)、ピアノ独奏(ピアノ:竹下智子)、ソプラノ独唱(ソプラノ:馬原裕子、ピアノ:中村慈音)の4つで構成。教員たちの日頃の研鑽の成果を披露しました。
この演奏会には初めての出演となった音楽学科の馬原裕子准教授(ソプラノ)は「本学に着任してから初めての鹿児島での演奏だったのでとても緊張したが、声楽ならではの『ことば』を伝えることの責任を果たせたのではないかと思う。今後も『ことば』を通して音楽の素晴らしさを次世代へ繋げていきたい」と抱負を語ってくれました。
学生スタッフ(舞台担当)を務めた吉川虹二さん(管弦打楽器演奏家課程3年/ホルン)は「出演者がやりたいことや、どのような特徴を持たれた方なのかを近くで見ることができて、とても勉強になった。役割をしっかり分担し、時間にゆとりを持ち、柔軟に対応できるようにしておくことが大切であることを改めて確認できた。今後の演奏活動などに活かしていきたい」と話してくれました。
会場には200人を超える来場者があり、通常開催に戻った教員定期演奏会を心から楽しんでいました。ご支援・ご協力くださった皆様方に心から感謝とお礼を申し上げます。