5月14日（日）、経営学科・中西ゼミの3年生15名が視覚障害者3名へのお散歩支援とお食事支援に挑戦しました。

これは中西ゼミが3年生を対象に毎年行っているコミュニケーション・スキル教育企画「視覚障害者と遊ぼう！」の一環として行ったもので、視覚障害者へのお散歩支援とお食事支援を通して、コミュニケーション・スキルを高めることを目的としています。

視覚障害は情報障害とも言われ、視覚障害者は空間の把握が苦手で、段差の有無や入口の広狭、距離感や方向をつかむのに困難を抱えがちです。また、柔らかさや熱さ等、物の状態を手で触れることなく理解するのも苦手です。それを中西ゼミ生が徹底的にサポート。時に言葉や位置関係で伝え、時に代行します。

今回は、5月7日（日）に実施した「視覚障害者とのおりがみ遊び」で学んだことを踏まえ、サポート方法を考えてもらいました。言うなれば、前回のワークショップの応用編にあたります。みんな、うまく伝えられていたつもりができておらず、視覚障害者からの指摘を受けてハッとしている様子でした。中西ゼミ生にとって、コミュニケーションを図ることの難しさと大切さを知る良い機会になったことと思います。