IUK NEWS

2022.12.21

経済学部

脱炭素化に向けた地域資源の活用について学ぶ 日本ガス寄附講座の2回目を開講

12月16日、日本ガス株式会社の寄附講座の2回目の講義が行われました。今回は、「脱炭素社会にむけた地域の都市ガス会社の取り組み」をテーマに、日本ガス株式会社 総合企画グループの田畑宗一氏にご登壇いただきました。
脱炭素化に向けた世界的な流れやロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー市場の不安定化などを踏まえ、これからの日本のエネルギーは、バランス感覚を持ちながら再生可能エネルギーへシフトすることや地産地消型エネルギー供給の仕組みづくりを構築することが必要であることを紹介。田畑氏は、「2050年のカーボンニュートラルに向けて、地域のエネルギー会社として、エネルギーの高度利用や再生可能エネルギーの導入拡大などを行っていく。また、地域資源を循環利用するサーキュラーエコノミーへの移行により、地域経済に好循環をもたらすことにも取り組んでいきたい」と話されました。
学生からは「天然ガスはどこから輸入しているのか」「カーボンニュートラルの達成度合いはどれくらいか」「脱炭素社会へ向けて個人で取り組めることはどんなことがあるか」など多くの質問が出され、興味・関心の高さが伺えました。
寄附講座の最終回となる3回目は、12月23日(金)に大崎町役場住民環境課の原田大資氏を講師に迎え、「リサイクルの町から世界の未来をつくる町へ」をテーマに行います。