IUK NEWS

2021.04.23

音楽

川野貴之さん(テノール)が「第46回鹿児島市春の新人賞」受賞

 鹿児島市の文化芸術の将来性を担う人材の育成と、文化芸術活動の向上発展を目的として昭和49年に創設された「鹿児島市春の新人賞」の第46回受賞者にテノール歌手の川野貴之さんが選ばれました。川野さんは本学短期大学部専攻科音楽演奏専攻(現・国際文化学部音楽学科)ならびに同特別研究生を修了し、現在はテノール歌手としてリサイタルやソリスト、オペラ、宗教音楽など多方面で精力的に演奏活動を行っています。同時に、エリザベト音楽大学附属室内合唱団エリザベトシンガーズ正団員や滋賀県立芸術劇場専属びわ湖ホール声楽アンサンブルメンバーとして様々な公演にも取り組んできました。これまでの多彩な実績、ならびに豊かな表現力と確かな将来性が高く評価され、今回の受賞となりました。

 川野さんは受賞の言葉「物語を紡ぐ」の中で、コロナ禍における芸術活動の困難さに触れるとともに、「自分を深く内省し、歌とどのように関わるか考える時間を得られた」とし、「コロナ禍でどのように私が紡いでいく歌をお客様と共有していくか、引き続き工夫を重ね、国内での演奏活動と合わせて、鹿児島での演奏活動を可能な限り継続して参ります」と記しています。指導教官だった中村智子教授(ソプラノ)は「何事にも地道で誠実に取り組む学生だったが、その一つひとつの積み重ねが今回の評価に繋がった。びわ湖ホール声楽アンサンブル団員としてのプロ活動は、後輩たちへの大きな励ましになっている」と確かな成長を喜んでいました。おめでとうございます。益々のご活躍をお祈りします。