IUK NEWS

2022.12.19

経済学部

鹿児島ユナイテッドFCの試合でフードドライブ活動実施(経済学科 平出ゼミ)

経済学科の平出ゼミ2年生9名が、11月13日に白波スタジアム(鹿児島市)で行われた鹿児島ユナイテッドFCのホーム最終戦で、余っている食品を集めて子ども食堂へ寄附するフードドライブ活動を行いました。

平出ゼミは、社会経済的な分析能力と統計データの解析技術を身に付けることを目標に活動しています。今年度後期は課題解決型のフィールドワークとして、「鹿児島をスポーツで盛り上げたい」「食品ロス問題を解決できないか」の2つの学生の提案を掛け合わせた本企画を実施しようと、約1カ月前から広報活動や受け入れの準備を行ってきました。当日は、試合会場前に広がる多くのキッチンカーに並びテントを構え、キックオフ前の約3時間にわたり、会場に訪れたサポーターなどから寄せられた合計約20kgの食品を受け取りました。学生は食品の受付や記録、仕分け作業を行い、今季最多の来場者数となった熱気あふれる鹿児島ユナイテッドFCのホーム最終戦も観戦しました。

また、今回集まった食品は鹿児島県の子ども食堂を支援している団体「たくして」を通して、県内の子ども食堂に届けました。12月6日にはゼミ生全員で鹿児島市卸本町にある事務局を訪問し、代表の園田愛美氏から「たくして」の活動内容や事業の課題等の話を伺い、離島の子ども食堂へ発送する食品の仕分け作業のボランティア活動も行いました。

平出講師は「学生が地域の課題に対してどのようにアプローチするかを考え、積極的に活動してくれた。今後はフィールドワークを通して新たに出てきた疑問や課題に対してデータ分析をしたり、経済学的に解決方法を考え関係機関に提案を行うなども視野に入れ継続した活動を行っていきたい」と話しています。