IUK NEWS

2022.12.13

経済学部

地域のエネルギー事情を学ぶ寄附講座を初めて開講 

本学は、地域のエネルギー事情を学ぶ日本ガス株式会社の寄附講座を、今年度初めて開講しました。「持続可能な資源・エネルギー循環と地域経済」をテーマに、鹿児島県内で資源・エネルギーの課題に取り組む企業や自治体の3団体から講師を招いて、全3回の講義を「産業経済論Ⅱ」(担当:松本俊哉准教授)の中で実施します。

12月9日に1回目の講義が行われ、ひおき地域エネルギー株式会社取締役の小平竜平氏にご登壇いただきました。小水力発電を導入した経緯やエネルギーの地産地消の現状、今後の展望について話されました。小平氏は、化石燃料高騰の影響や地域経済循環の視点から、脱炭素に向けた事業が今後ますます重要になることを強調し、「たった1度きりの人生なので一生をかけて取り組めるライフワークを探してほしい」と学生にエールを送られました。

学生からは、災害への備えや太陽光パネルの再資源化などについて次々に質問が出され、白熱した授業が展開されました。2回目は12月16日、3回目は12月23日に以下のとおり実施する予定です。

  • 第2回
    【日 時】2022年12月16日(金)13:00~14:30
    【講 師】日本ガス株式会社 総合企画グループ 総合企画チーム 田畑宗一 氏
    【テーマ】脱炭素社会にむけた地域の都市ガス会社の取り組み
     
  • 第3回
    【日 時】2022年12月23日(金)13:00~14:30
    【講 師】大崎町役場 住民環境課 環境対策係 主事 原田大資氏
    【テーマ】リサイクルの町から世界の未来をつくる町へ