10月16日(土)、経営学科・中西ゼミの3年生がブラインドサッカーを活用して、インクルーシブ社会について学びました。
中西ゼミの3年生がブラインドサッカー・イベントを開催するのも今年で3回目。
今年から鹿児島県サッカー協会の後援イベントなったほか、ワークに電動車いすサッカーが加わり、これまで以上に充実した内容となりました。
このイベントでは、ブラインドサッカーを活用したワーク(第1部)と現役障害者サッカー選手のお話とワーク(第2部)の二つのワークを通して、学生たちにインクルーシブ社会とはどのような社会なのかを理解してもらいました。
参加者はみんな、第一部でジェスチャーゲームや対戦試合などを楽しんだだけでなく、ブラインドサッカー選手と電動車椅子サッカー選手の健常者と全く変わらないパスワークに魅了されていました。また、第二部では、選手の話を真剣な面持ちで聴き、学生同士の議論からとても有意義な結論を導いていました。
中西ゼミ3年の田中佑太さんは、「視覚を遮られた状態で人とやり取りすることを通して、言葉のかけ方や相手を尊重する心の大切さを知ることができた。そして、障害があってもなくても、全く同じように楽しむことができ、互いにわかりあえることがわかった」と語っています。
このイベントの概要は下記のとおりです。
○ 企 画:中西 孝平氏(鹿児島国際大学経済学部准教授)
○ 企画協力:山之内 大晃氏(鹿児島ユナイテッドFCスクールコーチ、中西ゼミOB)
○ 主 催:特定非営利活動法人光の会
○ 後 援:鹿児島県サッカー協会
○ 講 師:山之内 大晃氏
○ ゲ ス ト:三原 健朗氏(ラッキーストライカーズ福岡選手、ブラインドサッカー元日本代表)
:塩入 新也氏(ナンチェスター・ユナイテッド鹿児島選手)
○ 来 賓:小山 義方氏(特定非営利活動法人光の会理事長)
:東郷 健一氏(鹿児島県サッカー協会専務理事)
:小林 浩宣氏(鹿児島ユナイテッドFC地域連携部)
:盛田 秀志氏(山口・九州・四国ろう者サッカー協会顧問)
:山口 貴久氏(指宿市サッカー協会理事)
○ 参加協力:鹿児島国際大学サッカー部
:鹿児島国際大学女子サッカー愛好会