IUK NEWS

2022.10.01

経済学部

経営学科・中西ゼミ2年生の新規イベント「インクルーシブ時代の商品開発ワーク ショップ」、始動!

経営学科・中西ゼミの2年生の新規イベント、「インクルーシブ時代の商品開発ワークショップ」が始動しました。これは知的障害者との交流を通して彼らの特性を知り、彼らにとって作りやすくかつ売れる商品を開発する非常に斬新な取り組みで、社会福祉法人正和会サポートなごみの協力により実施されます。

10月1日(土)、この取り組みの第一弾として、サポートなごみに入所・通所する知的障害者のみなさんとさまざまなゲームをして遊びました。

ゲームの内容は、①お絵描き、②タングラム(問題として提示された形を2種類の三角形、正方形と平行四辺形の合計4種類の形で作るパズル)、③4枚のカードをお互いに出し合ってその和を13にするゲーム、④数独(予め提示された条件にしたがい数字で穴埋めを行うパズル)の4種類。いずれも中西孝平准教授が知的障害者の特性がわかるように作成あるいは選定したものです。中西ゼミ生へは事前に中西准教授から観察すべき事項が指示されました。

「遊びの場」は大いに盛り上がりました。とにかく楽しいです。知的障害者のみなさんも「最高に楽しい」と言って大喜び。何よりも、知的障害者の独特の感性と優れた能力に驚かされます。一方で、中西ゼミ生は知的障害者のみなさんとの交流を楽しみつつも、その特性を真剣な眼差しでしっかり把握。交流後のワークにおいて、ゼミ生同士で議論し、内容を整理していました。

なお、開発商品は早くも10月15日(土)に決定されます。前期に「農業高校生と大学生の共同による6次産業化人材育成ワークショップ」で鍛えられた中西ゼミの2年生だけに手慣れたものです。中西ゼミ生から提示される商品案は3案。どんな商品案になるのかとても楽しみです。