IUK NEWS

2021.01.28

福祉社会学部

児童相談センター主催の公開シンポジウム「専門職養成教育のあり方について」を開催

 福祉社会学部児童相談センターの規程第2条には、目的として、「地域社会へのサービス」に資することを主とし、加えて、「関係教員の臨床の場」であると同時に、「学生・院生の実習も行う」と定められています。そこで、センター相談員である松元泰英教授と岩井浩英教授が学部または大学院で専門教育やゼミ指導等を行い専門職に就いた卒業生を招き、本センター長である古賀政文特任准教授のコーディネートのもと「専門職養成教育」をめぐっての話題提供や討論を展開すべく、1月23日(土)に公開シンポジウムとして開催しました。なお、新型コロナウィルス感染拡大防止の必要から、今回はオンラインによる開催となりました。

 松元相談員が招待したのは、特別支援学校に勤務する濵﨑寛之さんと榎並あゆみさんです。お二人とも、大学時代を振り返ってみて、現職に役立っているのが特に「文章力」の習得であることや(社会福祉学科)社会福祉士教育における福祉専門の学びこそが自身の職能に対する素養(視野の広がり等)となっていること等を語っていただきました。

 一方、岩井相談員は児童養護施設勤務の平山貴寛さんと大学院生(福祉社会学研究科)である石山晴香さんを招待しました。平山さんは、大学入学時には小学校教員志望であったものの学部(児童学科)で受けた講義により児童養護の仕事を知り得たことが契機となってそのまま施設就職につながったとのことです。また、石山さんは自身の医療保育をテーマとする修士論文研究を通して保育や福祉の幅の広さをさらに学び取ったようです(理解の深まり)。
 
 両相談員を含め本センターとして、今回の討論等を踏まえさらなる専門職養成教育の充実・推進に努めたい旨を確認し、閉会の運びとなりました。

 なお、今回の参加は全て学内関係者で、それほど多い人数ではなかったのですが、内容に関しては「充実したシンポジウムであった」との感想が多く寄せられました。特に、本センターの存在や意義を改めて認識していただくよい機会となったことが大変有益に思われました。