IUK NEWS

2022.09.05

経済学部

経営学科の西ゼミが魅力的な個店づくりを提案 鹿児島市との連携事業

経営学科の西ゼミ(担当:西宏樹准教授)が今年度前期に取り組んだ、魅力的な個店づくりを提案する発表会が、9月3日に学内で行われました。この発表会は鹿児島市との連携事業「大学連携による繁盛店づくりコンサルティング事業」の一環で、とんかつ開花亭谷山本店(谷山中央1丁目)、お茶のかおり園(谷山中央2丁目)、ぎょうざのビッグファイブ(東開町)のいずれも大学近隣にある3社と協同で実施。学生はこれまで、現地視察や聞き取り調査を行い、各店舗の強みや弱みを洗い出し、マーケティングの視点を取り入れて分析等を行ってきました。

お茶のかおり園について調査を行った班は、くつろぎやすい店内への入りづらさを弱点と捉え、店舗の前にテラス席を設けて入りやすくする改善案や、夏は抹茶を使ったかき氷、冬は抹茶ラテを販売し、若者などの新規顧客を呼び込む商品提供の提案を行うなど、分析結果をもとに若者の視点を生かした提言を行いました。

本事業に取り組んだ経営学科3年の郷原麻佑さん(鹿児島南高校出身)は、「経営者の熱い思いに触れ、期待に応えるにはどうしたらよいか考えた。最後のプレゼンでは、伝えたいことが伝わるように、店主がイメージしやすいような資料作りを心掛けた。今回の連携事業など、マーケティングの視点を取り入れた実践的な学びを、社会に出てからも役立てていきたい」と成果を実感していました。