音楽学科では昨年度より、第一線で活躍する音楽家による吹奏楽指導を体験する機会として、「吹奏楽講習会&成果演奏会」を開催しています。本企画では、日本のプロ交響楽団で活躍する演奏者および招聘指揮者から指導を受け、その成果をホールでの演奏会において発表しています。
今年度は昨年度に引き続き、金管および木管楽器の指導者として、NHK交響楽団トランペット奏者の山本英司氏、同交響楽団首席クラリネット奏者の伊藤圭氏をお招きしました。金管・木管に分かれての分奏練習と、打楽器も含めた合奏指導を通して、学生たちは音楽面・技術面の双方において多くを学ぶことができました。
また、指揮者には鹿児島出身の海老原光氏を迎え、3回にわたる指導を経て2月4日に開催された本番の演奏会へと臨みました。海老原氏からは演奏面のみならず、当日の舞台設営に関しても多くの助言をいただき、学生にとって大きな学びとなりました。最終曲が終わった瞬間には客席から「ブラボー!」の声も上がり、学生たちにとって非常に充実した演奏会となりました。
学生リーダーを務めた上村佳音さん(3年・ユーフォニアム専攻)は「4学年がそろって臨んだ最後の演奏会では、海老原光先生の丁寧なご指導のもと、これまで積み重ねてきた学びを音に込めて表現することができた。今回の講習会には、卒業生をはじめ、鹿児島で音楽活動をされている多くの皆さまにもご協力いただき、音楽を通して広がるつながりと、音楽学科が歩んできた長い歴史を改めて実感する貴重な時間となった。この経験を糧に、今後も音楽と真摯に向き合い、地域への貢献とさらなる音楽活動の充実へとつなげていきたい」と今回の催しを通しての学びを語ってくれました。
企画運営に携わった伊藤綾学科長(音楽学)は「海老原さんの熱意あふれる指導により、日を追うごとに磨かれていく学生の音楽性に感動した。講習会や演奏会後の懇談の場でも、招聘講師の方々に積極的に質問する学生の姿が見られ、高いレベルの刺激を数多く得られる貴重な機会を創出できたと感じている」と振り返っていました。
