社会福祉学科の「社会福祉特講Ⅰ」（科目担当：小松尾京子准教授）の授業では、現場で活躍しているソーシャルワーカーをゲスト講師に迎え、ソーシャルワークの最前線について学んでいます。
12月2日と9日は鹿児島県地域生活定着支援センターの徳田英幸さんに、刑務所を出所する高齢者・障害者の地域支援について講義していただきました。
刑務所を出所した後、帰る場所がない高齢者や障害者が安心して暮らせるための援助について、具体的に学ぶことができました。
罪を犯してしまった人ではあるが、その背景に何があるのか、クライエントの苦しみは何なのか。あるクライエントの生の声を聴くことで、クライエントに関わることの意味、援助することの意味について考えさせられる講義でした。