第74回南日本音楽コンクール本選(主催:南日本新聞社)が11月1~3日に川商ホール(鹿児島市民文化ホール)で開催され、音楽学科の濵田果秀さん(打楽器3年)が一昨年に続いての優秀賞、園田眞歩さん(ユーフォニアム3年)が奨励賞を受賞しました。また、西元菜々実さん(フルート4年)、川島のどかさん(クラリネット3年)、木原悠翔さん(ユーフォニアム1年)が入選を果たしました。濱田さんは12月7日に同ホールで開催されるグランプリ選考会に出場します。
濱田さんは「高校生の時から演奏することが目標だった作品で、今回が初めての挑戦だった。納得のいく演奏ではなかったので、賞を頂いた時は喜びと困惑で実感が湧かなかったが、今までひたすら頑張ってきたことが認められたようで嬉しかった。音楽に対する理解を深めるきっかけとなり、次に向けての活力になった」と喜びを話してくれました。園田さんは「今回の受賞は大変恐縮で、身の引き締まる思いがした。満足のいく演奏ではなかったが、練習には熱が入り、実りあるコンクールシーズンを過ごすことができた。この経験を糧に、残りの大学生活でも貪欲に学び続けていきたい」と今後の抱負を語ってくれました。
作曲・音楽理論を教える久保禎教授は「日頃の熱心な取り組みの成果が演奏に現れていた。技術・表現はもちろんのこと、スコアを丁寧に読み込んで、作曲者の意図や作品の構造、ピアノ伴奏者との協働にも配慮がなされていて、上質な演奏になっていた。さらに自身の音楽表現を目指してほしい」とエールを送っていました。
※画像はいずれも「鹿児島国際大学国際文化学部音楽学科 2024年度 選抜者演奏会」のものです。
