10月29日、介護福祉士課程主催による特別講義を開催しました。
今回のテーマは「尊厳死について」。講師には、霧島市地域包括支援センター主任介護支援専門員の堀内範海氏をお招きしました。
当日は、介護福祉士課程の1~4年生32名、大学院生1名が参加。堀内氏の豊富な現場経験をもとに、「苦しむ人への援助」や「5つの課題」について講話をいただきました。講義の中では個人ワークやグループワークも行われ、学年を超えた活発な意見交換が行われました。
学生からは、「理想と現実のギャップが苦しみになることを実感した」「コミュニケーションの取り方で相手の思いをキャッチできることに気づいた」「苦しむ方への言葉のかけ方や、反復と沈黙の重要性を学んだ」といった声が多く寄せられました。
本講義を通して、学生たちは“人の尊厳を支える支援”について改めて深く考えることで、介護福祉士・社会福祉士としての専門性と人間性の両立を目指す姿勢を、さらに強く意識する貴重な学びの時間となりました。
※介護福祉士課程主催の特別講義は、課程以外の学生の受講も可能です。詳しくは介護福祉士課程教員まで。
社会福祉学科介護福祉士課程
