(公財)鹿児島県文化振興財団アーティストバンクに新規登録された演奏家たちを紹介する「若葉Festival」が7月5日(土)、宝山ホール(鹿児島県文化センター)で開催されました。今年度のオーディションに本学在学生で合格したのは甲斐陽和さん(ピアノ課程4年)で、日ごろの真摯な取り組みを披露しました。
J. S. バッハ=F. リスト作曲《オルガンのための6つの前奏曲とフーガ 第1番 イ短調》を独奏した甲斐さんは「素敵な舞台でソロ出演させていただき、貴重な経験になった。ピアノの響きを感じながら、集中して演奏することができた。これからも音楽の魅力を、聴いてくださる方々にお届けしていきたい」と振り返ってくれました。
久保禎教授(作曲・理論)は「在学中にこのような大舞台を経験することは、今後の確かな指針になるし、大きな励みとなる。これからもチャレンジしていく姿勢を大切にしながら、自分自身のため、そして地域社会のために取り組んでいってほしい。このような貴重な機会を若い人たちに与えてくれる財団に心から感謝したい」と話しています。