合唱部（学友会混声合唱団）が６月１日（日）、宝山ホールで開催された「第76回鹿児島県合唱祭」に出演し、女声部員４名が今年度の活動の第１弾として臨み、歌声を響かせました。

演奏した曲目は、二部合唱曲「未来へ」（作詩：谷川俊太郎／作曲：信長貴富）。指揮は技術顧問の有馬泰孝さん（合唱部OB）、伴奏は専属ピアニストの大須賀亜里沙さん（合唱部OG）。この曲は、子どもたちの声を想定して混声四部合唱曲が同声二部版に編曲されたものですが、「大人の女声合唱団が歌っても素敵なものになると思っています」と、作曲者の信長さんはコメントされています。そのコメントのとおり、大学生が演奏しても美しく、優しい雰囲気。合唱部にぴったりで、谷川さんの詩の魅力も引き立てられる曲です。

直前のリハーサルでは「気負わない、普段どおりの演奏」を合言葉に円陣を組み、士気を高めました。本番では、適度な緊張感を持ちつつ、統一感のある声で演奏を堂々と披露。主将の竹之下遥香さん（経営学科３年）は「自分を信じて、部員を信頼して演奏した。有馬さんと大須賀さんの熱心なご指導に感謝している。講師の先生の講評も真摯に受け止めて、次の活動につなげたい」と笑顔で合唱祭を振り返りました。

客席で演奏を聴いた部長の池田明広さん（企画・国際課／合唱部OB）は「歌唱・指揮・伴奏が一体となった、どこか今年度合唱部の決意を感じる演奏だった。学生時代を知るOB・OGが指導者となったことも感慨深い。今後の活動も楽しみ」と話しました。

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