4月20日(日)、経営学科・中西ゼミの3年生が「おりがみ遊びを通してコミュニケーションスキルを身に着けるワーク」を行いました。
これは中西教授のコミュニケーション教育企画「視覚障害者と遊ぼう!」の一環としてNPO法人光の会の協力により実施されたもので、ゲストには鹿児島県内の視覚障害者3名と身体障害者2名が招かれました。
おりがみではいろいろな色の色紙を使います。また、おり方もさまざまです。目の不自由な人はそれらの識別が困難です。では、彼らと一緒におりがみ遊びをするにはどのように伝えれば良いでしょう。とても難しいスキルが求められます。
このワークでは、中西ゼミ生に、自分たちの行った支援に対する自負と、「こんな風にしてほしかった」、「こういうところがわかりにくかった」という視覚障害者の声とのギャップから、コミュニケーションについて考えてもらいました。
中西ゼミ生は、ゲストの障害の程度も人生経験もそれぞれ異なることを踏まえ、試行錯誤しながらサポートを行っていました。
中西ゼミ3年の下山(さがやま)未裕さんは「折る物によって織り込み具合が違っていたり、言葉の使い方次第でゲストに間違った伝わり方があったりと、相手に的確に伝えることの難しさを実感できた」と語っています。
※ 視覚障害のゲストにはアイマスクをしていただきました。