ビジネスのミカタ

鹿国大 卒業生メッセージ ビジネスのミカタ IUK GRADUATION MESSAGE

Vol.09

第55期・1990年社会学部(現福祉社会学部) 社会福祉学科卒業

株式会社現場サポート
代表取締役社長

福留 進一

働きがいのある職場創出、変革の時代を主導

本学を卒業して、鹿児島ゼロックス(株)に営業職として入社し、1996年、新規事業として立ち上げた建設業向けソフトウェアの企画・販売に携わりました。その後、同事業の全国展開のために東京勤務を自ら提案して富士ゼロックス(株)に駐在し、大手ゼネコンの市場を開拓。2005年、新規事業撤退方針を受け、同社を退職と同時に (株)現場サポートを設立しました。

当社は、建設業向けのクラウドサービスを全国に展開しています。お客様の新しい仕事のやり方を支援するサービスの提供を通して貢献しております。引き続き、新サービスを開発し、さらに効果的かつ効率的な働き方ができるように支援してまいります。DX(デジタルトランスフォーメーション)推進が叫ばれる中、開発スピードをさらに早めて事業展開できるかが課題だと考えます。容易に将来を見通せる業界はないでしょう。自分達の将来を明るくするには、長期の計画を立て、振り返りながら常に変化させながら前進するしかありません。

後輩へメッセージ

仕事を選ぶうえで最も大切なことは、その組織の理念に共感できるかどうかです。ちなみに当社の理念は、「チームを活かす だれもが活きる」です。社員にとって働きがいのある職場環境であれば、主体的に考え行動できる人財を生み出すと確信しています。
また、仕事を他人事ではなく自分事と捉え必死に打ち込むと楽しくなります。そうして一所懸命働いていると、チャンスが巡ってきます。私自身、前の会社で一所懸命仕事に打ち込んでいたからこそ新規事業に抜擢され、今も充実して働けています。

また、保有能力を高めるために、しっかり学習して欲しいと考えます。学習することは一生必要であり、何歳からでも遅くありませんが、早く気付いて早く本気で学び出すに越したことはありません。

座右の銘・処世訓など

「縁尋機妙 多逢勝因」
私は、素晴らしい縁に恵まれて現在までやってきました。良縁は、自らの日頃からの真摯な努力が無ければ巡ってきません。誰かの役に立つための努力をしていると、不思議と良い縁に恵まれて良い方向に進んでいくように思えます。

愛読書・推薦書など

「嫌われる勇気」(岸見一郎・古賀史健共著 ダイヤモンド社)