ビジネスのミカタ

鹿国大 卒業生メッセージ ビジネスのミカタ IUK GRADUATION MESSAGE

Vol.07

第41期 1976年 経済学部経済学科卒業

株式会社光学堂
取締役社長

宿口 秀明

眼鏡・補聴器の専門店 確かな知識と技術でお客様へ最適・快適な商品提供

大学卒業と同時に入社し、本店を振り出しに県内の店舗を異動。伊敷店や天文館店などで店長を務め、本部店舗開発や営業課長、取締役営業部長、常務取締役を経て、2014年に社長に就任しました。

全店舗の統括が最大の職務ですが、常に現場から経営を考え、時間があれば店頭に立ってお客様と直接向き合って生の声を聞くようにし、スタッフ教育に生かしています。『「見える喜び・聴こえる喜び」をお客様と一緒に』をモットーにしており、眼鏡や補聴器を通して、お客様が笑顔になられる事に仕事の醍醐味を感じます。来年で創業70年を迎えます。眼鏡・補聴器の専門店として更なる成長を考え、お客様に寄り添った店舗づくりとスタッフ教育に力を注ぐ所存です。

日本では今のところ、業界における資格制度が確立されていません。大事な視力・聴力を守る眼鏡・補聴器に対して、とりわけ眼鏡は単なるモノ扱いされていることを危惧しております。眼鏡は人が生活する上で欠かせない必需品。補聴器は、超高齢化社会を迎えて聴力の衰えをカバーすべく進歩が著しく、人工知能(AI)搭載した機種の開発も進み、将来性豊かな業界です。確かな知識と技術で最適・快適な商品を提供したい、当社はそんなこだわりを持っております。

後輩へメッセージ

大学には異なる高校の出身者が集うわけですから、その人達との出会いが楽しかったです。私は光学堂に長くいる気はありませんでした(笑)。当時の野球部の先輩から無理矢理受けさせられ、無理矢理入社させられました(笑)。人生わかりません!そのまま光学堂にお世話になっておりますから。
そんな私ですが、入社5年目で店長を任されてから、仕事に対する考えが変わりました。やりがいを感じ始めた時期と重なります。数ある企業の中から仕事を選ぶわけです。「単に職に就けばいいんだ」と言う甘い考えではなく、自分を生かせる企業を選ぶことの必要性を後輩の皆さんには伝えたいと思います。
私は学生時代、野球部で4年間、先輩・後輩とともに野球に打ち込んだ事が役立っています。アルバイトもよかったですね。プロ野球球団でのバイト、デパートの配達もいい経験になりました。学業をベースに4年間でいろいろな職種のアルバイト等の社会勉強を経験し、キャンパスライフを満喫して社会に飛び出せば、競争に負けない精神力が身につくのではないでしょうか。さらに欲を言えば、語学勉強、特に英語ですね。これからはますます必要になると思います。

座右の銘・処世訓など

一期一会
人生は失敗の連続、失敗を糧に前に!

愛読書・推薦書など

プロ野球の長嶋監督や野村監督ら野球人の本が好きです。選手の能力を引き出すノウハウなど、職場での人材育成に役立っています。