商業科の教員になることを目指して、積極的に資格を取得しています。
経営学科3年 鳥越 莉子さん(鹿児島南高等学校出身)
私は「高校商業科の教師になる」という明確な目標を持って本学の経営学科に進んだので、学科の学びに加えて教職課程のカリキュラムも履修しています。すでに日商簿記3級と全商検定1級7種目を取得していますが、さらに日商簿記2級の合格と高等学校教諭一種免許状の取得を視野に入れています。学んでいて楽しいのはマーケティング。経営を考える上で欠かせない視点だと思いますし、幅広い知識と柔軟な考え方が身についたと実感しています。
経営学科で学ぶこと
経営学とは「すべてのビジネス・プロフェッショナルが修めておくべき学問」です。ヒト・モノ・カネ・情報がどのように流れているのか。また、それらの資源をどのように活用すれば組織に関わる人と社会が幸せになるのか。企業はもちろん、行政機関や教育・医療機関、NPO、地域団体など、あらゆる組織の管理・運営を学びます。さらに「地域ビジネス」の実践的な学習にも力を入れ、地方創生を担えるスキルも磨いていきます。
学びのポイント
各業界の第一線で活躍する講師から生きた知識を得ることができる本学科独自のカリキュラム「経営者と語る会」の他、「外へ出て地域を知ろう」をモットーに、地元産業の実態に触れる機会が用意されるなど、さまざまなアプローチで実社会を体験。各企業が取る経営戦略の健全性や今後伸びるマーケットなどを自身で考察できることを目指し、経営学を学ぶと共に、職業的スキルを身につけることができます。
卒業生メッセージ
学生時代に得たものは知識だけでなく、広い視野や柔軟性、そして自信です。
東 龍一さん
経営学科 2022年3月卒業(鹿屋高等学校出身)
勤務先:株式会社 鹿児島銀行
西先生のゼミに所属し、マーケティングを学べたこと。私の中ではそれが大きな財産になったと思っていますし、現在の仕事にもつながる学びだったと感じます。もちろん簿記をはじめとした学科の学びも実社会で役に立つものばかりですが、講義で得た知識をフィールドワークを通して実践に活かすという経験はゼミ活動ならでは。また、鹿児島国際大学は地域密着型の学習機会が多いので、各地域のいいところや抱えている課題を知ることもできました。そういった「地域の実情を知る」という経験が広い視野や柔軟な考え方にもつながっていると思うので、地方銀行の一員としてお客様のライフプランづくりに役立てていきたいと考えています。
めざせる免許・資格
● 中学校教諭一種免許状(社会) | ● 高等学校教諭一種免許状(地理歴史) |
● 高等学校教諭一種免許状(公民) | ● 高等学校教諭一種免許状(商業) |
● 高等学校教諭一種免許状(情報) |
● 司書 |
● 司書教諭 |
就職先一覧 (2023年3月卒業生)
MBC開発・いわさきグループ・Misumi・西原商会・翔薬・日産部品九州販売・鹿児島綜合警備保障・城山観光・JA鹿児島県連・鹿児島銀行・南日本銀行・七呂建設・マルイ農協グループ・ソフトマックス・国立病院機構・奄美市役所・鹿屋市役所・警視庁・鹿児島県警察・鹿児島県教員(高校商業)・他
経験と成長に、熱を。
日置市内の地域イベントにボランティア参加
西ゼミの学生が日置市日新地区における地域イベント「日新市(にっしんいち)」にボランティアとして参加し、地域の方々と交流を深めました。本イベントより前に鹿児島県との連携事業「ふるさと水土里の探検隊」で日新地区を訪れていたことをきっかけに、同地区の代表から依頼を受け、西ゼミの学生が再訪。地元の花や野菜、ハンバーガーなどの販売に協力しました。地元住民の方々からは「若い人のエネルギーを感じる」「一緒にできて楽しかった」など、たくさんの喜びの声をいただきました。
クローズアップ授業
マーケティング論
消費者はどのような理由で商品を購入するのか。そこには価格・品質・知名度など様々な理由があり、それらはすべて企業の戦略によって生み出され、消費行動につながっています。そういったビジネスの基本的な仕組みについて、事例を用いて実践的に学んでいきます。
鹿児島論
鹿児島の歴史や文化について広く深く語れるようになることを目的に、「地元学」の観点で学習していきます。グループ毎にテーマを設定し、フィールド調査やそこから得られた内容を元に意見交換を行うなど、グループワークを積極的に取り入れた授業形式です。
ゼミ紹介
地域に学ぶ、地域につかる
アイリッシュ・ジェフリー教授
学生が主体的に動くことで、現場から社会の仕組みを学ぶ。
学生たちが地域にどっぷりと浸かり、そこから主体的に学ぶことがゼミのモットーです。研究対象にした1地域を詳しく知るために現場へ足を運ぶフィールドワークを繰り返すことを大切にし、またそれらの計画も学生が地域の方々や行政と直接連絡をするなど、一人ひとりの主体性を重んじています。社会の仕組みを学ぶと共に、誰とでも良好なコミュニケーションを取れるようになってほしいです。
地域の方々と交流する中で、新たな発見や気づきを得られます。
経営学科4年 三原 翔さん(茨城県 ルネサンス高等学校出身)
まちづくりや人との交流を体験できるフィールドワークには、座学では学びきれないことがたくさんあると感じます。例えば、2年次には川辺商店街を歩いて歴史を学んだり、3年次には川辺高校の生徒たちと共に地域の未来を考える「川辺未来会議」を開催したり。地域の人たちとの交流はとても有意義なものだと思います。
■ アイリッシュ・ジェフリー 教授 |
歩く、見る、聞く |
■ 青木 康一 教授 | 「会計」って難しそうだけど、その歴史ならなんとかなるかも・・・・・ |
■ 奧平 敦也 准教授 | ネットワークと集団のダイナミックス |
■ 表 正幸 教授 | 観光韓国語 |
■ 武田 篤志 准教授 | ホスピタリティと資本経済の原理について学ぶ |
■ 中西 孝平 准教授 |
学生アイディアでかごしま発のヒット商品を創ろう! |
■ 西 宏樹 准教授 | 「マーケティング」の基礎を学ぶ |