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清水基金プロジェクト講演会・シンポジウム開く

 2019年度清水基金プロジェクト講演会・シンポジウム『地方創生を考える~女性参画と福祉計画の視点を中心に』が10月8日に学内で行われ、100人を超える参加者があり、地方議員や行政、社会福祉法人の職員、一般市民と多彩な方々が来場しました。

 基調講演は、本学とも提携関係にある京都女子大学特命副学長・地域連携研究センター長の竹安栄子先生による『地域活性化と女性の参画』で、日本は経済分野、教育分野、政治分野、保健分野における男女格差の解消に失敗していると話し、その根拠となる衝撃的な数字が紹介されました。

 シンポジウムは『合計特殊出生率2.81の衝撃-長寿、子育て、障がい者支援、徳之島からの発信』をテーマに徳之島の実践が紹介されました。松岡由紀(伊仙町未来創生課)氏は、『長寿と子宝日本一の伊仙町生涯活躍のまちづくり計画』のタイトルで、全国から注目される伊仙町での取り組みを報告。ついで吉留康洋(社会福祉法人南恵会理事長)氏の報告『徳之島発 福祉計画の作り方‐三町で一緒に作った福祉計画』 があり、全国でも珍しい、徳之島町、天城町、伊仙町の徳之島三町が合同で作り上げた障がい福祉計画の経過を話しました。これを受ける形で馬頭忠治(鹿児島国際大学経済学部教授)氏が『地元に残りたくなる地域とは』をテーマに徳之島の地域づくりについて、大局的な話しを行いました。

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