古代の人たちも、今の私たちと同じように米や魚を食べていたのでしょうか。その食生活のヒントは遺跡の中にあります。採取した土から、種子などの食料の手がかりを見つけたり、土器に付着した料理の痕跡を調べたり。根気よく分析することで、古代の人の食べ物の利用を明らかにできます。また、鹿児島国際大学のある南九州は、古墳文化の周縁地域です。他の地域には見られない特徴もあるのですが、「なにを食べていたのか」という新たな視点から、その理由の探求を深めることができるかもしれません。
国際文化学科
大西先生のゼミ