学校は様々な教育問題に直面しています。例えば「いじめ」。いじめを加害者と被害者の間だけで生じる現象と一面的に捉えてしまうと、いじめ問題の本質にはたどり着けません。視野を広げ、いじめをはやし立てる観衆や、見て見ぬふりをする傍観者の存在などにも目を向けることが大切です。どの教育問題にも「複雑で見えにくい構造や要因」などが存在します。教育問題の本質に迫るためには、こうした構造や要因などを追究することが必要なのです。
児童学科
吉留先生のゼミ