同窓会奨学財団とは

 同窓会では1980(昭和55)年から母校鹿児島経済大学創立50周年記念事業としての奨学財団設立について計画を進め、全国の卒業生から募金をあおぎ、母校後輩たちの経済援助を目的とする奨学財団の設立を決定した。

 奨学財団の認可をうけるには事前の手続きを必要とするが、この煩雑な事務的作業を第10回卒で公認会計士の平島弘雄氏(当時同窓会副会長で会計担当)とその事務所の方々のご協力によって進め、財団法人鹿児島経済大学同窓会奨学財団として認可を受け、1980(昭和55)年12月10日には登記等一切の手続きを完了した。その後、公益社団及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴い平成25年4月1日、公益財団法人鹿児島国際大学同窓会奨学財団として認可されました。

 設立時の事業計画では、修学困難な学生への援助にとどまらず、母校の教育研究、学友会活動等にもその輪を広げてゆくことになっており、全会員生涯1人1万円以上を呼び掛けて、現在も募金活動は続いている。

  また、奨学財団による奨学金は当時月額1万円で、初回の1981(昭和56)年度は5名に貸与されているが、現在は月額4万円(貸与・給付各2万円)で、大学院生も含めて貸与を行っている。

  財団は「定款」の定めるところにより、理事会・評議員会によって運営されており、寄付者名簿(永久保存)、収支状況を厳格に行い、鹿児島県の監査を受けて毎年会員へも事業内容を小冊子で報告している。