鹿児島国際大学音楽学科へようこそ

1967年に旧鹿児島短期大学で始まった鹿児島の高等音楽教育は、鹿児島国際大学短期大学部音楽科(2年制)を経て、鹿児島国際大学国際文化学部音楽学科(4年制)へ継承発展します。 海を望め、森を生かした広々としたキャンパスに充実した設備を整え、音楽を学ぶにふさわしい最良の環境です。音楽の本質をここ鹿児島で。音楽を志す皆さまの一人ひとりに応えたいと思っています。

1、音楽学科 学びのポイント
建学の精神に基づく 優れた音楽人を育成。

音楽学科では、国際レベルで活躍できる演奏技術を持った人材と、地域の音楽文化の創造と発展に寄与する人材など、建学の精神に基づく優れた音楽人を育成します。

2、音楽学科 学びのポイント
音楽の本質を追求する3コース制。

活躍の領域を見据え、音楽の奥深さを学べる器楽・声楽・作曲の3コースを設置。目標を持って、4年間じっくり学べます。また同一学部内の国際文化学科には語学・文化関連の科目が開設され、卒業単位としての履修が可能です。

3、音楽学科 学びのポイント
充実した指導陣による 高水準の音楽教育を受講。

教授陣には、国際的に評価の高い演奏家や中央で活躍する音楽家を起用。鹿児島において、高水準の音楽教育を受講できます。さらに中学校・高等学校の音楽教員の免許や司書教諭の資格取得も可能です。

音楽学科教育課程カリキュラム

音楽学科の目的

音楽学科は、音楽に関する専門的知識を教授し、高度な技術と幅広い知識並びに豊かな創造性を有する芸術文化を通して社会に貢献できる人材を養成することを目的とします。

アドミッション・ポリシー

音楽学科は、目的、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえ、本学での学修を目指す次のような人を国内外に広く求めます。

(知識・技能)
音楽の基礎的・実践的な知識と技術を身に付けるために必要な基礎的な能力(読む力、書く力、考える力)・演奏技術を備えている人。
(思考・判断・表現)
身近な問題を多面的・論理的に考え説明できる人。
(関心・意欲・態度)
誠実に音楽と向き合い、努力を惜しまずに挑戦する人。
音楽を通して地域社会の文化発展に貢献したい人。
国際レベルでの演奏活動を目指す人。

声楽コース

声楽個人レッスン、重唱、オペラ、日本歌曲研究、舞台語発音法、合唱など声楽を学ぶために必要な授業が充実しています。歌うことが、自分の声と体を使って音楽を表現できる喜びであることを発見し、学生一人ひとりにふさわしい演奏ができるよう指導します。

  • 声楽個人レッスン

    基礎になる発声法と呼吸法、色々な曲を学び、個人の音楽性の自由な表現、さらに音楽の様式感を学びます。舞台人としての自分を見つけ出し、演奏を通して表現することの意識を高めていきます。

  • 重唱

    オペラ作品以外の重唱を、宗教曲を中心に学びます。宗教曲の重要なポイントであるハーモニーやモチーフの交互、色彩感を学び、自分ひとりの力だけではなく、他の人とのかかわりを大切にした美しい重唱演奏を目指します。

  • 日本歌曲

    情緒豊かな日本の詩による歌曲を、日本語をより美しく確実に響かせて歌う基本的な研究をします。日本歌曲を演奏することで、聴き手の心を動かし、演奏家としてより高い評価を受けることができます。

  • オペラ

    オペラを歌い、演技するのは楽しくてたまりません。歌いながら色々な役を演じることで、音楽がより豊かに理解でき、歌うことが必ず上達します。メイク、衣装、照明により、演出がよりリアルになることも実感できます。

器楽コース
(ピアノ課程・ ピアノ演奏家課程)

少人数制による徹底した個人指導を中心に、ピアノ技術教育の本質を追求します。ピアノ課程では地域でのピアノ演奏と指導者を、ピアノ演奏家課程では世界に通じるピアニスト育成につながる教育を行います。


  • ピアノ奏法

    ピアノ演奏家課程を対象に週1回のレッスン以外に、複数の教員から 個人指導を受けることができます。高度なピアノ奏法を身に付けて、学内リサイタルを始めとする豊富なステージ経験に結び付けます。


  • ピアノ教材研究

    どの曲目を使って、何をどのように教えるか。初心者用教材を中心に 指導者になったとき、適した教材を選び、正しく使用できる充分な知識を身に付けます。


  • ピアノ重奏

    連弾や複数のピアノでの重奏アンサンブルを通して、多面的に音楽を捉え、協調して美しいハーモニーを奏で、楽曲を完成させます。また研究成果を「ピアノの祭典」等の舞台で発表します。


  • 演習(ピアノ)

    時代別の音楽知識の習得、歴代の鍵盤楽器の構造に触れ、多方面からピアノ演奏にアプローチをかける学術研究をします。自由課題に沿い、自らが調査・研究を行い、研究発表を行います。

器楽コース
(管弦打楽器課程・ 管弦打楽器演奏家課程)

専攻できる楽器はフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、サクソフォーン、リコーダー、トランペット、ホルン、トロンボーン、ユーフォニアム、 チューバ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ギター、ハープ、打楽器。管弦打楽器課程と管弦打楽器演奏家課程に分かれて勉強します。いずれも個人レッスン による徹底指導によって演奏技術の修得を目指します。管弦打楽器演奏家課程ではさらに高度な指導を行い、演奏家として必要な技法を獲得できます。さらに合 奏、大合奏を通してアンサンブルの方法を学びます。定期演奏会や学内リサイタルに出演し、演奏家としての体験も積むことができます。


  • 管弦打楽器奏法

    学生一人が演奏し、終了後、自分の演奏について選曲の理由を述 べ、演奏を自己評価する。これに対して複数の教員が意見を述べたり質問したりします。


  • 器楽アンサンブル

    管弦打楽器にとって合奏は極めて重要です。合奏によって音楽性を培う必要があります。少人数によって行います。


  • 吹奏楽

    吹奏楽は管楽器と打楽器による大合奏です。訓練されたフル編成に よる吹奏楽は圧倒的な迫力と表現を生みだします。演奏しながら、鳥肌が立つようような感動を味わえます。

作曲コース

世界にたった一つのオリジナリティ溢れる音楽を創造。これこそが作曲コースの目標です。作曲実技などの授業を通じ、時代や地域、ジャンルを横断した様々なアートから芸術表現に関する知識や技法、そして創造性を培っていきます。


  • 作曲

    4 年間で独奏作品から吹奏楽やオーケストラなど大規模 作品までの作曲を目指します。興味がある事象をテーマに創作を進め、その時々で必要な知識や技術を着実に学びます。


  • 和声

    それぞれの到達度に応じ、さらに洗練されたハーモニー感 の獲得を目指します。特に近代以降の和声(テクスチュア)に対する理解を深め、個的なハーモニーを確立します。


  • 対位法

    対位法の歴史と技法を時代および作曲家ごとに分析 し、その変遷と魅力を考察します。特に近・現代作品における対位的 処理法からは、自作品を創作する上でのヒントを多く得られるでしょう。


  • 楽曲分析

    音楽の要素、すなわち音高、音価、音組成、音強、速 度、音色(表情)、形式といった観点から音楽作品の分析を進めていきます。その過程で対象作品に内在する美の本質を理解していきます。


  • 作品発表

    学習成果と到達度を自ら客観的に認識するととも に、今後の方向性や指針を得ることのできる貴重な場。演奏者の選定やスケジュール調整など、本番までの運営に関することも学びます。

レッスン風景1[鹿児島から世界へと羽ばたく]

「夢をどのように叶えるか」を一緒に考えます。

ウーヴェ ハイルマン 教授

レパートリーの幅を広げながら、学内外の演奏会を通して経験を積み重ね、ときに厳しく、と きに楽しく、音楽性とともに人間性も磨いていきます。他人と比べるのではなく自分自身と 向き合いながら、クオリティの高い音楽を追求していくことが重要です。ここ鹿児島の地で、 世界中の音楽学生たちと同じ目線で夢に向かって挑戦していきます。

世界的に活躍された先生の教えは、深い理解と自信を与えてくれます。

音楽学科2年 衣裴 素良さん(開陽高等学校出身)

中学3年生の頃から2ヶ月に一度の頻度でハイルマン先生の個人レッスンを受けており、先生からもっと多くを学びたいと思い本学に入学しました。先生は世界レベルの技術・知識を持たれており、それらを惜しみなくご教授してくださいます。ゼミでそのレッスンを毎週受けられるのは、とても幸せなことです。

レッスン風景2[ピアノ演奏法・指導法]

個性を100%発揮するピアノ演奏を体得する。

岡村 重信 教授

音楽を演奏することは、自分を表現するということ。作曲家や時代、楽曲の分析だけではなく、自分の心に宿っている音楽を見つめ、個性を1 0 0%発揮していくことも重要です。レッスンを通じて「わたしが!」「自分が!」という積極性と独創的な芸術性を養い、「自分の心の中に音楽を建設すること」を実現していきます。

自分本位の演奏ではなく、聴く人を想って演奏するピアノへ。

音楽学科3年 前畑 早希さん(松陽高等学校出身)

ピアノの演奏法を学ぶゼミですが、岡村先生にたくさんのことを教えていただいたおかげで、音楽への向き合い方そのものが変わりました。例えば、曲の背景を考えるようになったり、曲全体の構成を意識するようになったり。その瞬間をただ上手に弾くのではなく、聴く人のことを想いながら演奏できるようになりました。