経営学科2年の日髙ゼミで6月13日、2次元メタバースを使った就職内定者の体験報告会が行われました。この取り組みは、急速に普及するAI技術を積極的に活用できる人材を育成しようと、情報が専門の日髙義浩講師が初めて企画しました。

2年生19名が待機する教室のスライドに映し出されたメタバース空間に、スマートフォンを使ってアバターで登場した4年生2名が、就職活動の進め方や心構えなどを伝授しました。その後、実際に2年生19名もメタバース空間に入り、空間内で直接4年生に就職に関する質問をしたり、2年生同士で会話を楽しんだりする様子がありました。

日髙講師は「県内の企業でもすでにメタバースを使った企業説明会やネット機能を駆使した選考が行われている。時代の流れに乗り遅れないよう情報スキルを高めてほしい。さらにその技術を使って何ができるかを今後のゼミ活動で考えていきたい」と語っていました。後期のゼミでは、メタバース空間を利用した企業研究に関するイベントやまちづくりに関する利用法なども検討しているようです。

本学では、今年度から数理・データサイエンス・AIに関する知識と技術を総合的に修得するプログラムにも取り組んでいます。