2022年度ゼミ紹介(3年次演習Ⅰ)
子ども家庭福祉に関する研究に取り組む | 有村 玲香 准教授 |
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医療と介護の連携強化について考える -地域包括ケアシステムを学ぶ- |
岩崎 房子 教授 |
睡眠と健康Ⅰ ~“睡眠が健康な生活に及ぼす影響とその対処”について探求する~ |
上田 雪子 准教授 |
社会福祉の歴史を学ぶ | 大山 朝子 教授 |
特別支援学校の教師になるための基礎・基本を学ぶ (本物の特別支援学校の教師をめざそう) |
古賀 政文 特任准教授 |
「生きづらさ」と「ソーシャルワーク」 | 茶屋道 拓哉 准教授 |
障害のある子どもに対する指導を学ぶ | 永冨 大舗 講師 |
これからの精神医療のあり方を考える | 林 岳宏 教授 |
特別支援学校の見学と演習論文の書き方を学ぶ。 | 松元 泰英 教授 |
ドラマのドラマツルギー ―青春や恋愛を中心にして― |
村上 光朗 教授 |
社会保障制度を学ぶ(生活を支える社会保障) | 山下 利恵子 准教授 |
ゼミ紹介
林 岳宏 教授
これからの精神医療のあり方を考える
医療現場から実際を学び、学生自身が主体的に考えていく。
科学の進歩により「こころの病気」の原因や病態の解明が進み、医療現場では多職種が連携した支援が必須になっています。そういったチーム医療を前提に「精神医療はどうあるべきか」を考えていくゼミです。私自身の体験談を伝えたり、県内の病院を見学して現役の医療従事者から話を聴いたりする中で、学生自身が考え、また学生同士で議論して学んでいってほしいと思います。
STUDENT'S VOICE
ゼミ生同士での議論で、学びがさらに深まります。
私は精神保健福祉士の資格取得を目指しているので、精神医療を実践的に学べる林ゼミに入りました。学んでいて思うことは、精神医療に関する理解を深めることも大切ですが、グループディスカッションを通して自分と異なる考え方や視点に触れる面白さもあるということ。福祉を学ぶモチベーションにもつながります。
有村 玲香 准教授
子ども家庭福祉の専門性を獲得する
子どもと共に保護者も支援できるよう、専門資格のダブル取得を目指す。
ソーシャルワークという幅広い領域の中から、子どもと保護者に関する福祉に焦点を当てて学んでいきます。目指してほしいのは、ソーシャルワークを専門にする社会福祉士と、ケアワークを専門にする保育士の資格をどちらも取得すること。そして、子どものいる家庭に対して総合的な支援ができる知識と技術、さらには多様な価値観を身につけてほしいと思っています。
STUDENT'S VOICE
人を支援するためには、想いだけでなくスキルも必要です。
相談援助方法のひとつである「行動変容アプローチ」について、事例の検討などを通じて現場での具体的な関わり方を学んでいます。特に心がけているのは「先生はどのような点に注目するのか」という視点。それがわかった上で解説を聴くと理解が深まりますし、自身の援助スキルを高めることにもつながると考えています。