2020年度ゼミ紹介
子ども家庭福祉に関する研究に取り組む | 有村 玲香 准教授 |
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地域生活を支える介護・医療を考える | 岩崎 房子教授 |
睡眠と健康Ⅰ~ “睡眠が健康な生活に及ぼす影響とそ の対処”について探求する~ |
上田 雪子教授 |
社会福祉の歴史を学ぶ | 大山 朝子教授 |
特別支援学校の教師になるための基礎・基本を学ぶ | 古賀 政文特任准教授 |
「社説」を通じた時事問題研究 | 佐野 正彦教授 |
「生きづらさ」と「ソーシャルワーク」 | 茶屋道 拓哉 准教授 |
特別支援学校の現場体験と 教員採用試験に対する基礎力を身に付ける |
松元 泰英教授 |
「青春ドラマのドラマツルギー」 | 村上 光朗教授 |
社会保障制度を学ぶ(生活を支える社会保障) | 山下 利恵子准教授 |
ゼミ紹介
SEMINAR 01 PICK UP 社会保障制度を学ぶ
山下 利恵子 准教授
様々な角度から考えることで理解を深める。
社会保障制度とは、ひと言で表すと「個人ではどうにもできない困難を国が支え、生活を安定させる仕組み」です。制度の歴史から現状まで学び、あえて批判的視点に立つことでデメリットを発見し、今後にどう活かしていけるかを考えます。学生それぞれの関心事を大切にし、様々な視点で議論していくようにしています。
STUDENT'S VOICE
社会福祉を広く深く知ることで、
資格取得にもつながります。
介護・児童・障害などの制度の仕組みを学び、小さな疑問も先生に直接尋ねることができるので、知識がとても深まっていると思います。児童虐待をテーマにした卒業論文を書く際には、先生とゼミ生からもアドバイスをもらいました。社会福祉士の資格取得のためにも試験対策を念頭にしっかり学んでいきたいです。
SEMINAR 02 PICK UP 特別支援学校の現場体験と教員採用試験に対する基礎力を身に付ける
松元 泰英 教授
現場を知り、必要な資質を知り、意識を高める。
特別支援学校の教員を目指す学生の場合には、支援学校での現場経験はほとんどありません。そこで私たちのゼミでは、学校見学やボランティア活動を通じて現場を経験し、
教員になるためにどのような学びが必要なのかを理解していきます。同じ志を持ったゼミ生同士、意識を高め合って切磋琢磨してほしいです。
STUDENT'S VOICE
現場経験を通して仕事のやりがいに触れ、
モチベーションと自信を得ました。
特別支援学校でのボランティア活動や授業見学などを通して、教育現場を学ぶことができます。
適応指導教室に参加した際に生徒さんと上手にコミュニケーションを取れたことは、やりがいを感じると共に自信にもつながりました。今後も指導スキルや社交性など、教員としての資質を伸ばしていきたいです。
SEMINAR 03 PICK UP
上田 雪子 准教授
睡眠と健康〜“睡眠が健康な生活に及ぼす影響とその対処”について探求する〜
睡眠の役割を知り、健康との関係性を理解する。
睡眠不足や睡眠障害の要因が増えている現代社会で健やかな睡眠を保つために、「睡眠の正しい知識」や睡眠に影響を及ぼす「生活習慣の改善方法」といった、直接的・間接的なメカニズムを学びます。また、子どもから高齢者まで、さまざまなライフステージにおける睡眠の正しい取り方や重要性についても研究していきます。
STUDENT'S VOICE
知識としての睡眠を学ぶだけでなく、具体的に改善するスキルも学びました。
上田先生のゼミで印象的だったのは、より良い睡眠に導くための「アロマセラピー」を学んだことです。実際に施設を訪問したときに実施したところ、睡眠障害のある方に効果があったように思います。わたしは特別支援学校でいろんな問題を抱える子どもたちを支えていきたいと思っているので、この経験をいつか現場で役立てたいですね。
SEMINAR 04 PICK UP
古賀 政文 特任准教授
特別支援教育に関する文献研究等を通して、エビデンスに基づいて特別支援教育が実施されていることを学ぶ
子どもたちと触れ合い、体験を通じて学ぶ。
現在の教育現場では、障害のある子どもたちに対する教育指導・支援のあり方が問われています。わたしのゼミでは、障害者支援の基礎修得はもちろん、フィールドワークも重視しています。児童発達支援センターや障害者施設で見学するだけではなく、直接子どもたちに触れ合うことで、教師や精神保健福祉士としての資質を身につけてほしいです。
STUDENT'S VOICE
学びの姿勢と目標への想いを先生がより良い方向へ導いてくれました。
特別支援教育や障害について、自分で調べて、みんなの前で発表する。こういったスタイルの学びをゼミで経験することで、他の講義でも受け身ではなく積極的に学べるようになったと思います。また、古賀先生は長い現場経験を持っていらっしゃるので、当時の経験を直に聞くことができ、「特別支援学校の教師になりたい」という想いも一層強くなりました。