児童学科

2022年度ゼミ紹介(3年次演習Ⅰ)

教育・福祉と子どものウェルビーイング 岩井 浩英 教授
子どもの育ちと表現に関する研究 上谷 裕子 准教授
保育・幼児教育の原理とカリキュラム
子どもの衣食住と遊びの社会史的探求 鹿児島県内離島の保育と教育
角野 雅彦 教授
小学校理科教育の理論的・実践的研究 鮫島 準一 特任准教授
小学校・算数教育における学習指導に関する研究 下野 浩二 特任教授
幼児造形・図画工作科教育の理論的・実践的研究 関山 均 特任准教授
国語科教育の理論的・実践的研究~小学校を中心に~ 千々岩 弘一 特任教授
子どもの健全育成についての総合的研究 帖佐 尚人 准教授
人と人をつなぐ音楽と音楽活動の研究 中村 ますみ 教授
認知と発達~子どもに関する心理学的研究~ 原口 恵 講師
子どもを育てる実践的指導力の研究 福島 豪 准教授
教育・学校問題の探究 吉留 久晴 教授
社会科教育における学習指導、教育課程等に関する研究 脇 正一 特任准教授

ゼミ紹介

帖佐 尚人 准教授

子どもの健全育成についての総合的研究

教師としての資質を身につけるため、学外活動で実践的に学ぶ。
子どもの健全な成長・発達のためには、学習指導による学力形成だけでなく、生徒指導や道徳教育を通じた人格形成が不可欠です。そういった指導力を育成するために、理論と実践の両面から研究していきます。例えば児童相談所や少年鑑別所などの諸機関での調査活動や湧水町の小学校との交流活動など、学外におけるフィールドワークを積極的に行っています。

STUDENT'S VOICE
小学校で子どもたちと活動し、教師としての資質を養っています。

ゼミ活動で実際に小学校に赴く機会が多いのですが、実際に授業を行うことに加えて最近は防災教育にも取り組んでいます。実際に災害時用のダンボールベッドを組み立てたり、防災食を作ったりと、体験的な学びがとても刺激的です。ゼミで得られる経験すべてが、教師としての資質につながると思っています。

 

原口 恵 講師

認知と発達~子どもに関する心理学的研究~

自分で決めたテーマを研究し、他者の視点から学びを深めていく。

子どもの記憶・感情・モチベーション・対人魅力などから各自でテーマを設定し、文献を用いた研究計画を立案します。そして、実際に実験や調査を行ってデータを集め、その結果から自分なりの考察を行います。もちろんそこで終わりにせず、自身の研究内容とその成果、さらに考えを発表し、他のゼミ生から意見をもらうことで、さらに学びを深めてほしいですね。

STUDENT'S VOICE
児童や保護者と向き合うために、心理学の知識を活かしたい。

私が小学生の頃、担任の先生が絵の色使いを見て性格を分析してくれたことがありました。そういった心理学的なアプローチで子どものことを学びたいと思い、原口先生のゼミを選びました。私は小学校教諭を目指しているので、児童との向き合い方だけでなく、保護者との関係づくりにも心理学を活かしたいです。