道の島「いのちの授業」の旅


<その1>
 2004年2月17日から21日にかけて、かごしま文庫の会の鳥羽さんと与論、沖永良部、奄美大島での「いのちの授業」とおはなしの旅に出かけました。

 与論
 

 
2月17日午後 那間小でのいのちの授業 (種村)

       茶花小でのおはなし会  (鳥羽)

    夜  保育研修会  講演   (種村)

              実演   (鳥羽)

      参加者との懇親会 与論ケンポウ体験

2月18日午前 与論高校でのいのちの授業(種村)

       与論小でのおはなし会  (鳥羽)

 飛行機はちっとも揺れることなく、与論空港に到着。さんご礁に囲まれた海のきれいなこと。与論での日程をコーディネイトしてくださったのは、与論町立図書館の林さんと阿野さん、それに種村と鳥羽さん共通の知人与論高校の教頭先生です。種村は司書の阿野さんとは以前から知り合いでしたが、林さんとは初対面。彼は、県内の男性保育士の先駆者だそうです。現在は、自動車図書館「くじら号」の運転や図書館HPの管理、すのこ型書架の手作りなどなんでもこなす器用な方。一方で、明るく気さくな人柄で、図書館の雰囲気をもりあげていらっしゃるようです。与論町図書館はいつも県内図書館のトップクラスの実績をあげていますが、こういう人をちゃんと配置しているからなのだと思います。

 沖永良部
  

2月18日 午後 和泊小5〜6年生にいのちの授業(種村)

             1〜2年生におはなし会 (鳥羽)

       夜  子ども劇場メンバー会員との交流

 2月19日 午前 大城小3〜6年生にいのちの授業(種村)

          大城小1〜2年生、大城幼稚園生におはなし会(鳥羽)

                   大城保育所でのおはなし会(鳥羽)

 ちっちゃいサーブ機で隣の島へ移動。今度は和泊小の校長先生が出迎えてくださいました。和泊小には、種村は二度目の訪問。最近改築された豪華な校舎に初めて訪問した鳥羽さんはびっくりのようす。なにしろ、天文台やプラネタリウムまであるのですから。図書館はパソコン室と隣り合わせというのもなかなかいいです。
  和泊は子どもを大事にする教育の町宣言をしていて、どこの学校もみごとです。役場はたいへん粗末な建物で我慢しているという町長さんの姿勢に好感がもてます。この島は百合や菊、じゃがいもやさといもなど、花や園芸作物の栽培が盛んな豊かな島です。女性が生涯に生む子どもの数が全国一多いところです。子育てしやすい反面、女性もずいぶん長時間働く人が多いみたいで、ボランティアはなかなか育たないそうです。

ここの会をコーディネイトしてくださったのは、子ども劇場会員でもある大城幼稚園の田中先生。宿泊した知名のフローラルホテルは、海にしずむ夕日も、海から昇る朝日も見ることができます。あいにく雲が多くて、まるい太陽の全部は見ることができませんでしたが、山に囲まれた生活しか知らない種村は大感激でした。

 奄美大島
 

 2月19日 午後 朝日小学校6年生にいのちの授業 (種村)

               5年生におはなし会  (鳥羽)

       夜  金久保育所で講演        (種村)

                実演        (鳥羽)

 2月20日 午前 大和村名音小学校でいのちの授業 (種村)

          輪内保育所でおはなし会     (鳥羽)

       午後 大和村学校保健会で講演     (種村)

       夜  奄美民話の会と交流 実演    (鳥羽

 2月21日 ふたりともプライベートタイム、午後 鹿児島へ

 ここのコーディネイトは、かごしま文庫の会会員で奄美民話の会の事務局担当の嘉原カヲリさんです。他の島に比べて、ずいぶんゆったりとした日程を組んでくださいました。

 奄美大島には何回も訪問している鳥羽さんも種村も大和村に足を踏み入れるのは初めて。ずいぶん、険しい地形が続いています。今はトンネルがたくさんできて、道路もよくなっていますが、以前は名瀬市に行くのも船だったようです。平地はほとんどなく、すももやたんかんの栽培は険しい山の中腹で行っているようです。ここも夕日が海に沈むのを観ることができます。海辺に面したすてきな喫茶店(国直のてるぼーず)もあります。クロウサギも生息する貴重な自然の残る村です。

 最終日には、元ちとせさんの故郷嘉徳に連れていってもらいました。ちとせさんの実家、卒業記念樹のある母校(休校中)、サーフィンのできる美しい海岸と藍染めの吉川工房に行きました。鳥羽さんはしょっちゅう行っていますが、種村は初めて。こんなところで、元ちとせさんの感性は育まれたのですね。

 天気に恵まれて、いい出会いをいっぱいさせてもらった道の島の旅でした。なにより、おはなしや授業をしっかり聞いて、実に子どもらしい反応を見せてくれる子どもたちとの出会いは疲れを忘れさせてくれました。





<その2>
徳之島

 3月4日から5日まで徳之島に行って、徳之島高校で「いのちの授業」をやってきました。
 今回は、私の勤務校鹿児島国際大学が新しく設けた「高校大学連携事業」の一環で、出かけました。高校側から大学の入試室に申請を出していただけると、旅費は大学負担で、私は出張扱いで出かけることができるのです。
 徳之島高校では1年生が総合学習で「いのちの学習」に取り組んでいて、すでに、徳之島保健所所長さんなどたくさんのゲストティーチャーを受け入れていました。
 私の授業には、1年生と2年生全員と地域の福祉施設のみなさんが参加してくださいました。人数が多いのに、みんな静かに集中して聞いてくださったのには感激しました。
 ブックトークに使用する図書は、司書の徳留さん(種村ゼミ出身)が用意してくれました。なかには、海を超えてはるばる県立図書館本館から取り寄せた本もありました。徳之島高校の司書になって1年しか経っていない徳留さんですが、生徒たちとのふれあいが楽しくて、張り切って仕事をしているようです。




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