2004年7月、札幌の東光小学校6年生向けに行った「いのちのブックトーク」をクラスの保護者と小学校内に設置されている一般開放の図書室(開放図書室)の司書・ボランティアのみなさんが参観してくださいました。私の授業の感想を大人の方からいただく機会はあまりないので、ここに掲載します。

<開放図書館司書・A・K>
 はじめに大野先生に声をかけていただき,突然でしたのに,開放図書館のボランティア研修の一環として「いのちの授業〜ブックトーク〜」を参観できましたことにお礼申し上げます。
 私にとって,種村先生の「いのちの授業」との出会いは,昨年度図書購入時に,大野先生から要望があって,入れたところ,子供たちが順に借りていく姿を見て,あわてて読むというお粗末なスタートでした。その後,ホームページを見たり,関連図書を読むうちに,今私たちのような図書館で仕事をしている(特に教育活動に携わる場面もある学校図書館で)者にとって,学校の先生方と協力しながら心をこめて子供に手渡していくべき本と認識したところです。7月11日にNHKスペシャル『こども輝けいのち』
の再放送があり,金森先生と4年1組の子供たちの2年間の映像を見れたのも,タイムリーで,意義深いものでした。
 ブックトークでは,18冊の本1校時内に消化できるのかと驚きましたが,種村先生ご自身との出会い方や体験を交えて紹介されていくうちに,一冊も欠くことのできないとわかり,また,先生の心に残ることになった出会い方を追体験させていただきました。後半部死について系統立てられた進め方で,6年生の子供たちの心にいのちがひとつひとつ重ねられていったと思います。
 短時間でしたが,今回は多くの先生方もブックトークの様子を見学していますので,親と教師,同じ意識,価値観で子供たちを見守り,育てていけたらと本当に思いました。


<開放図書館司書・A・Y>
 開放図書館ボランティア研修として,種村先生の授業を参観させていただき,ありがとうございました。ボランティアさんのみなさん,貴重な経験でしたと感謝されています。
 私個人は,6年1組の児童の保護者でもありますので,子供の授業,いのちの授業を母としての立場から参観させていただくと同時に,司書として子供たちと本をつなぐ,ブックトークの授業を実際に見せていただいて,二重の貴重な経験をさせていただきました。11歳と9歳の二人の男の子の母として,迷いながらも母親であることを,今を大切に生きていたいと考えています。
 自分の未熟さを感じながら,子供と共に成長していきたいと思います。
 昨年度からの大野先生のいのちの学習で,何度か参観させていただき,子供たちの真剣な表情に,子供たちに大野先生の思いが確かに伝わっていることを感じていました。今回種村先生にお会いでき,お話を伺うことができ,子供たちの心に響く言葉をたくさん聞くことができました。ありがとうございました。

<解放図書館ボランティア>
・一言一言に重みがありました。・体験を通してのお話なので,とてもリアルに子供たちに伝わったと思う。
・子供たちは種村さんと出会って,お話を聞いたことをきっと忘れないと思う。
・種村さんの話との出会いが,子供たちにとって“忘れられないおくりもの”になると思う。
・家に帰ってから親子で話し合いました。子供は命のつながり(おばあちゃんに はまた両親がいて,その前にはさらに…)が興味深いようでした。
・表紙だけ知っていて,読んだことのない本が何冊かありました。読んでみたいと思いました。
・先生のやわらかな口調で語られる本との出会い方やご自身の大変なご経験を通しての言葉が心に響きました。
・大野先生のクラスの子供たちは本当に貴重な経験をしていると思います。種村先生と6年1組の子供たちとのやりとりも聞いてみたかったです。

<札幌市立緑丘小学校解放図書館ボランティア>
・種村さんのブックトークに参加させていただきまして,命のはかさな,強さと大切を身をもって知っていらっしゃる種村さんの子どもに対する真摯な言葉に感銘を受けました。子供たちの真剣な眼差しと集中力にも感心しました。
命の大切さについては,学校のみならず家庭を含めていろいろな場で子供たちに教えていき,子供たちも理解し納得してその大切さを大事にすることが重要です。その意味でも,今回種村さんのお話を聞く機会があり,そして,真剣に聞いていた子供たちは,命の大切さを今までより深く理解したに違いありません。私も家族団欒の中で,時々命の大切さを子供たちと話し合います。命って何?私たちの食
べ物はほとんど生きていたものです。野菜,お肉,お魚。
種村さんは一つの命には大きな背景があることを語っていらっしゃいました。私たちは,野菜や動物たちの命をいただいて生きている,その重みを理解していかなければなりません。私の友人に死と向かい合っている人がいます。彼女にも種村さんがご紹介された本の何冊かをぜひ薦めたいと思いました。今度機会があれば,「いのちの授業」も拝聴したいと思います。(M)
   
 “いのち”をどうとらえているのか,このところの事件に親としてショックを隠せないでいます。学校では,授業で生きもの(メダカ,カメ,カイコetc)等を飼って,“いのち”の大切さを教えているようですが,人間の“いのち”にまでは結びついていないような気がします。ご自分の経験を交えてのブックトークは説得力があり,伝わるものがありました。種村さんのやさしさと思いやりのある“いの ち”のお話をきっと子供たちにも 響いたことと思います。
 種村さんには,体調のことがあるかと思いますが,これか らも子供のためにいろいろとお話しをしていっていただき たいと思いました。(T)
                 
・淡々として静かな語り口の種村さんのお話や言葉にはやは りご自身の経験から来る重みが感じられました。多くの子 供たちに出会いやお話をすることによって,種村さんご自 身が元気やパワーを取り戻し,肉体的にはしんどいうと思 われる活動もこなされてきたのではないかと思いました。
 私も大切な家族を亡くし,夫の病気や自身の事故の経験が ありますので,命には限りがあること,生と死は常に背中 合わせにあることを身にしみて感じていますので,子を持 つ親として,今自分がやらなければいけないこと,できる ことを考えて日々の暮らしを大切にしています。今回この ように種村先生や東光小の開放図書館のみなさんに出会い, お話を伺えたことも生かされているからこそ与えられた喜 びです。(I)
                
・死に直面した経験のある先生の言葉には説得力がありまし た。ブックトークでは,たくさんの本を紹介していただき, 私にとってよい本との出会いになりました。命の重み,命 を大切にすることは簡単には伝えられないと思いますが, 本を通して少しでも考えるきっかけを子供たちと一緒に作 っていけたらいいなと思っています。また,人間は言葉を 使って考えることのできる唯一の生き物で,人に伝えたい ことがあるから,本が作られたということ,とても印象に 残りました。(O)
              



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いのちのブックトークの感想

保護者・図書館ボランティアより