音楽学科創設記念演奏会開催
新任教員らが世界レベルの演奏を披露

来春、短期大学部音楽科から4年制に生まれ変わる「音楽学科」の創設記念演奏会が12月22日、鹿児島市の県民交流センターで開かれた。専任教員として就任予定の2演奏家が登場し、世界レベルの演奏で会場を埋めた約300人の観客をくぎ付けにした。
演奏会はまず短大部で優れた実績を残す3学生のステージで幕開け。井ノ上綾香さん(専攻科音楽演奏専攻2年)が繊細なピアノの音を奏で、今年の南日本音楽コンクールでグランプリに輝いた増田貴寛さん(同1年)が迫力あるテノール独唱。さらに、作曲専攻の宮内綾子さん(音楽科研究生)が現実を非現実の狭間で起こる空間を表現したレベルの高い作品を発表して会場を躍動させた。
新任顔見せのトップは声楽の松田奈緒美氏(ソプラノ・ドイツ在住)。数々のコンクールで上位入賞した若手のホープは、ドイツ歌曲とイタリアオペラを冷静なテクニックで歌い上げた(ピアノは野崎稔子教授)。
続いてヴァイオリンの長田新太郎氏(群馬交響楽団コンサートマスター)がフランク作曲の難曲中の難曲「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調」を表情豊かにこん身の演奏をみせた(ピアノは中島一光准教授)。最後にはソプラノの松田氏とジョイントし、ドイツ歌曲の演奏を特別に披露。現役のアーティストたちのこれからの指導への期待を抱かせた。
なお、同じく新任の藤島謙治氏(名古屋フィルハーモニー交響楽団主席トランペット)は、12月19日の「音楽科吹奏楽特別演奏会」(指宿市民会館)で演奏した。

