音楽科定演、4年制転換へパワー弾ける
音楽科(2年制)が音楽学科(4年制)に生まれ変わるパワーと期待が弾けた-。短大部音楽科単独では最後となる定期演奏会が12月9日、鹿児島市の県民交流センターであり、合唱オペラから華麗なブラスの響きまで、例年にない意欲的なプログラムが繰り広げられ、来春開設する音楽学科の可能性を強く印象付けた。
池辺晋一郎作曲「ごんぎつね」の合唱オペラで幕を開けた。指揮者とピアニストだけの舞台から始まり、のっけから予想もしない演出に場内は引き込まれる。ごんぎつね役を蓑田真梨子さん(音楽科2年)、兵十役を美代開太さん(同)が熱演。ソロから合唱まで様々な声の可能性にチャレンジした。
ピアノ二重奏、フルートとオーボエとピアノの三重奏、サクソフォーン四重奏では、学内オーディションで選抜された学生が、日ごろの研さんの成果を発表。さらに声楽専攻学生らは、ビゼー作曲オペラ「カルメン」のステージを務めた。片野田名帆子さん(専攻科2年)や増田貴寛さん(同1年)らが迫力ある歌声を披露した。
最後は音楽科吹奏楽団による吹奏楽。リード作曲序曲「春の猟犬」など3曲を演奏した。学生のしなやかな成長を印象付ける内容で、これから開催される「音楽科吹奏楽特別演奏会」や「音楽学科創設記念演奏会」が楽しみ。
今後のコンサートの日程は下記のとおり。「音楽科吹奏楽特別演奏会」は、音楽科の選抜メンバーによる編成で、トランペットの藤島謙治氏(名古屋フィルハーモニートランペット首席奏者)が協奏曲のソリストを担当するのが目玉。藤島氏は音楽学科の新任教授で、アルチュニアンという現代ロシアの作曲家の難曲に挑戦する。「音楽学科創設記念演奏会」では、同じく音楽学科の専任教員に就任する2教員が出演。声楽の松田奈緒美(ソプラノ、在独)は数々のコンクールに入賞した若手のホープで、ヴェルディ作曲の歌劇「オテロ」より「柳の歌」「アヴェ・マリア」などを披露。ヴァイオリンの長田新太郎はドイツ留学後、群馬交響楽団のコンサートマスターを務めており、今回はフランク作曲のヴァイオリンソナタを演奏。また、短大部音楽科で優れた実績を残す3学生(ピアノ、声楽、作曲)のステージを、開演前のプレコンサートとして行う。いずれも入場無料。ぜひお起こしください。
| 音楽科吹奏楽特別演奏会 (さらに詳しく→) | |
| 日時 | 12月19日(土)14時~ |
| 場所 | 指宿市民会館 |
| 音楽学科創設記念演奏会 (さらに詳しく→) | |
| 日時 | 12月22日 プレコンサート 17時45分~ 記念演奏会 18時30分~ |
| 場所 | かごしま県民交流センター |





