歌手とピアニストのための演奏法とミニコンサート
世界的ピアニストであり、伴奏者でもあるノーマン・シェトラー氏による「短期大学部音楽科演奏法公開講座」が10月4日(日)、今夏改装された本学ミニコンサートホール(8号館4階)で行われ、満席の約140人がつめかけた。
受講者は、テノールの増田貴寛さん(専攻科1年)・ピアノの平田博子さん(音楽科2年)、バリトンの森安祐樹さん(専攻科1年)・ピアノの富山円さん(音楽科2年)、バリトンの藤崎祐至さん(専攻科2年)・ピアノの安田千夏さん(音楽科1年)の3組。
シェトラー氏は、それぞれの受講者が演奏を始める前に、握手を交わしたりしゃべりかけたりして緊張をほぐしてレッスンを開始した。
ペダル使いをはじめ、歌手の音域・音量に合わせたピアノのバランス、正しいテンポと音楽の流れなど実演を交じえながら指導。ホールに素晴らしい音色と響きが広がり、大きなため息がもれた。
シェトラー氏は「すべての曲には必ず、何か伝えたいものがあるから、言葉・メロディー・ダイナミックの3つの要素を大切にすること。そして演奏する時は、一点に集中しないでホール全体に愛を与えるような気持ちで音楽を伝える」とアドバイスした。
ミニコンサートでは、シェトラー氏がシューベルトの「ピアノソナタ第21番変ロ長調作品960」を披露。同曲はシューベルト生涯最後のピアノソナタであり、今回のように間近で聴けることはまれ。演奏が終わるとホール全体は大きな拍手に包まれた。

音楽科(2年制)は2010年4月、音楽学科(4年制)に生まれ変わります。
