小回り利かせ、核心を議論
SD実施委員会の務め
SD(スタッフ・ディベロップメント)は大学職員の「仕事力」を高めるための活動という意味です。これに対しFD(ファカルティ・ディベロップメント)は教員の「教育力」を強化する活動という意味です。
3月、若手職員によるSD基本構想委員会の「答申」があり、シニア職員(プラス事務局長・両副学長・学長)で構成するSD実施委員会はそれを受けて、各部課で実施する工夫の検討に入っています。
協議・検討する事項はたくさんあります。いまは(1)大学の理念と中期目標の構成(2)原議書および諸文書の決裁(3)業務の分析・改善策(4)係長・課長補佐は必要か(5)業務マニュアルの作成、について協議しています。
(1)についてはこれからも毎回20分、一人の委員の提案を軸に、自由な意見交換を続け、熟成を待ちます。(2)(3)(4)(5)の事項は互いに関係するひとまとまりの内容を持っているので、一括して協議をしました。協議の趣旨は、課における一人ひとりの職務の分掌を明確にし、起案者と決裁者の距離を短くすること、つまり印鑑の羅列をしないで、正確な仕事をするシステムを作ることです。そのことで個人能力が上がり、その余力を大学の事業の発展に役立てる。わたくしたちはこの点で基本的に合意しています。
「会議は踊る」。枝葉末節にとらわれて幹を見ない。委員会の運営はそうであってはなりません。次のような運営をこころがけています。課題の核心に向かって率直な意見の交換をする。そのためには委員会に出席する前に「予習」が大切です。自分の意見を明快にまとめておく。まとめられなければ、その理由を虚心坦懐に述べて、協議に加わる。つまりいつも宿題の出ている委員会になります。
例えば「セクハラ」「アカハラ」「パワハラ」など、「風通し」のよい職場環境を作るのに、あってはならないことです。これを防止する規程については、だれも異論のないところです。基本構想委員会も「規程案」を答申しています。次回の委員会はこの答申案から実施案を作るのが協議の目玉です。
運営でこころがけているもうひとつのことは、部課(現場)において実施への準備が小刻みに・着実に行われるよう、委員会の協議項目をグループ化する、という工夫です。
実施委員会が予定した項目を全部検討してから、各部課に伝達・指示するという進め方はしないつもりです。この進め方では、実施までに大きな時間の無駄が生じます。起案から決裁までのステップの短縮、業務マニュアルの作成については、伝達・指示が近いうちに行われる予定です。
