福祉社会学研究科

21世紀型福祉社会の専門リーダーを養成

福祉社会学研究科は、広い視点から福祉社会の構築に寄与できるリーダーを養成しています。社会人を多く受け入れるために昼夜開講制を採用しています。博士前期課程(修士課程)では、社会福祉学や社会保障制度に関する理論的研究とともに、保健医療・福祉・介護・保育における問題点の解明と援助・支援についての研究を推進します。さらには、教員と大学院生が協同で調査研究を行うことで体験的に学ぶフィールドワーク実習も行われています。博士後期課程では、多様な専門的背景や現場経験のある人材を受け入れ、高度な研究能力を持つ優秀な人材の養成に努めるとともに、地域で活躍する有能な人材を養成します。

カリキュラム

STUDENT’S VOICE

福祉教育の現場で感じた疑問を解消していきたい。

福祉社会学研究科 社会福祉学専攻 博士前期課程(修士課程)
岩川 亮太さん( 鹿児島国際大学出身)

私は本学卒業後、東京で特別支援学校や福祉系高等学校の教員として14年間勤務しました。その中で福祉教育について思うところがあり、教育現場での実践と最新の理論の統合が私の次のステップにつながるのではないかと思っていたところ、コロナ禍になったことを機に地元・鹿児島へUターンし、大学院で学ぶことを決意しました。現在も県内の高校に勤務しながら、社会人学生として学んでいます。研究テーマは「地域包括ケアシステムを支える介護福祉士の多職種連携教育の展開」。多様化する福祉サービス利用者のニーズに応えるための環境や制度の整備を考え、「高等学校教諭専修免許状」の取得も目指しています。